仮設住宅団地
釜石・平田地区コミュニティケア型仮設住宅団地
岩手県(岩手県)
岩手県釜石市(岩手県)
東京大学高齢社会総合研究機構(東京都)
概 要
高齢者、子育て層など、震災後ケアが必要とされる世帯を中心に、被災者が安心で快適に生活できる物的・医療福祉的・社会的環境の形成をはかるコミュニティケア型仮設住宅団地をデザインした。具体的には1)ケアゾーンを設定しウッドデッキでサポートセンター、商店街そしてバス乗り場を繋ぎバリアフリー化、2)向かい合わせの住棟配置とすることで近所付き合いの促進を図った、3)クリニック付のサポートセンターを配置し、さらに商店街も配置し生活に必要な機能を擁した仮設の「まち」とした、4)商業者、医療・福祉事業者、住民自治会、行政等からなるまちづくり協議会をたちあげ、弱者の見守りや居住者の共助活動を持続的に展開している。
プロデューサー
岩手県、東京大学高齢社会総合研究機構
ディレクター
岩手県釜石市、平田仮設団地まちづくり協議会、東京大学大学院都市工学専攻大方・小泉計画研究室
デザイナー
東京大学大学院建築学専攻西出・大月研究室、岩手県立大学狩野研究室