概 要
政府より発表された大津波予想で全国の沿岸平地では危機感が増し迷いが生まれた。人々は建替え後津波で被災した場合の二重ローンの恐怖と現住の耐震不適格による倒壊の恐怖との板挟みとなった。これを打破する為に被災地の実体験を活かした沿岸地住宅を開発した。沿岸部で津波の威力は絶大であるが海抜10m付近でも形や構造により残った家も多い。生き延びれる家・生活再建しやすい家を目標に、1階をRC構造の高床とし収蔵庫を配し壁は外力が掛った時容易に外れ力を受け流せる構造とした。海抜10m程度に住む人に対し耐震性能を有し津波にもある程度の生存力を持った家を提案する事で地震時の家の倒壊による人的被害と津波被害を低減する。
プロデューサー
東日本ハウス株式会社 商品開発部 部長 遠藤光
ディレクター
東日本ハウス株式会社 商品開発部 次長 怡土 孝司
デザイナー
東日本ハウス株式会社 商品開発部 課長代理 花野 克哉
価格
販売価格: 520000 - 610000 円/坪